Round 関数

Round(number [, intPlaces])

指定された小数点位置で丸めた数値を返します。

引数

number
丸めを行う数式を指定します。
intPlaces
省略可能です。
丸めを行う小数点以下の桁数を表す数値を指定します。省略すると、Round 関数は整数値を返します。

使用例

次のコードは、Round 関数を使って小数点以下 2 桁で数値を丸める例です。

Dim intVar
intVar = Round(3.1449, 2)   'intVar は、3.14 です。
intVar = Round(3.1459, 2)   'intVar は、3.15 です。
              

備考

Round 関数は数値を丸めますので、上記使用例の場合、切り捨てられる部分で四捨五入されます。(※この関数は数値を丸めますので、必ず四捨五入されるわけではありません
これを切り上げる、あるいは切り捨てる場合は以下のようにします。
※VBS、VBAでは、ROUNDUP 関数、ROUNDDOWN 関数は使用できません。

Dim intVar, pi
pi = 3.1449
'少数第一位で切り上げる場合
pi = pi + 0.5
intVar = Round(pi)   'intVar は、4 です。
pi = 3.1449
'少数第一位で切り捨てる場合
pi = pi - 0.5
intVar = Round(pi)   'intVar は、3 です。
              

関連

Int 関数、Fix 関数

このページの先頭へ