CCur 関数
CCur(expression)
指定された式をバリアント型 (内部処理形式が通貨型 (Currency) の Variant) に変換して返します。
引数
- expression
- 任意の式を指定します。
解説
ある操作結果を既定のデータ型ではなく、特定のデータ型として表す必要がある場合には、通常、内部処理形式変換関数を使ってコードを記述します。CCur 関数を使うと、通常、整数型 (Integer) を使う計算の中で、通貨型の数値を使用できます。
ほかのデータ型から通貨型の内部処理形式に変換するときは、ロケールを基に変換を行う CCur 関数を使います。システムのロケールの設定に従って、その国で使われている小数点記号や桁区切り記号が正しく処理されます。
使用例
次のコードは、CCur 関数を使って式を通貨型 (Currency) に変換する例です。
Dim MyDouble, MyCurr 'MyDouble は、倍精度浮動小数点数型 (Double) です。 MyDouble = 543.214588 'MyDouble * 2 (1086.429176) の結果を通貨型 (Currency) (1086.4292) に変換します。 MyCurr = CCur(MyDouble * 2)
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